院長／大西祥文様

30年間のキャリアで感じる一番の悩み

大西歯科は平成9年に開業しまして、嚙み合わせの治療に特化した歯科医業を行っています。派生した治療ももちろん行いますが、対症療法ではなく原因療法を行うという点で特色のある治療を行っており、なかなか嚙み合わせの専門医はいないこともあっておかげさまで全国からお越しいただいております。

私は歯科医師になって30年ほど経ちますが、結局一番の悩みというのはスタッフとのコミュニケーションでした。意思疎通の齟齬が大きければ色々なストレスが溜まるし、業績的にも低下して苦しいです。

以前はミーティングなど行っていましたが、忙しく時間がなかったりでなかなか効果的なコミュニケーションができていませんでした。課題があっても目の前に患者さんがいるのでなかなか注意できず、診療が終わってしまえば忘れていたり、あるいは診療後に話をする時間を作れなかったりで、日々の細かい意思疎通を難しく感じていました。

そんな時にSkilBoxの話を聞き、ひょっとしたらこれはすごく小規模のクリニックにもマッチしているんじゃないかと感じました。お互いに振り返る時間が出来て、なおかつシンプルなため短い時間で出来るというのはすごく良いなと思いました。

時代にあった職場内コミュニケーションの形

システム自体はシンプルですごく分かりやすく、若いスタッフたちはみんなあっという間に馴染んでいました。設定で戸惑ったのは院長の私だけです。メールやLINEを普通にできる人であれば、全く問題なく非常にスムーズに導入できると思います。

昔と比べて手紙がメールになり、今はLINEになってスタンプでコミュニケーションを取るようになってとだんだんミニマム化しているので、職場内でのコミュニケーションもこれからはそういう意思疎通になっていくと思いましたね。

具体的な運用方法としては、個人個人に毎日仕事終わりに入力してもらう形です。疲れていたり、用事があったりで入力できない時もありますが、それでも毎日1mmずつでも進化しようということは伝えています。これはうちのクレドに入れていることでもあります。SkilBoxを導入したことで振り返る時間ができて、私自身も反省点が見つかるし、そして全員がまた明日からちょっとでも良くなろうという意識になれることがすごくいいなと思っています。

コミュニケーションの改善を実感したスタッフからの声

スタッフへSkilBoxの利用に関して聞いてみたところ、例えば先ほどはこれまで私からスタッフへ思うところを伝えにくいという話をしましたが、逆に私に対しても伝えたいことをメモで伝えられるようになり良かったと言われました。他のスタッフからは、1日の目標を持って動けるようになり、成長につながっていることを感じるという声も聞きました。総じて非常に好評です。

私自身も、SkilBoxでの回答を見る中で自分が思っていたのと違う感想を持っているんだなと分かることが度々ありまして、スタッフに対する伝え方や接し方というのもより注意するようになりました。導入前と比べて、毎日少しずつでも進化しようという意識が芽生えてきたのもとても嬉しく感じます。

一番の悩みを解決してくれる、非常に有用なツール

どこの業界もそうですが、クリニックは今ものすごく人材を集めるのが難しい状況です。そういった意味でも、働く人とのコミュニケーションをスムーズにして、人材獲得というところにも繋がるようなシステムとして、SkillBoxは非常にメリットがあるものだと思います。

これまではコミュニケーションを改善すると言っても、せいぜい飲み会に行くとか、たまに個別でミーティングをしたりする程度でした。スタッフ教育も、自分の背中を見て育て、みたいなイメージです。理想を言えば朝礼より終礼をする方が一番いいと思いつつ、仕事で疲れた時は早く帰りたいということで十分な対応ができていませんでした。そういった様々な課題を、手間がかからないシンプルな形でSkillBoxは解決しています。

誰でも一番の悩みというのは、人と人との関係だと思います。うちはSkillBoxを導入してからコミュニケーションがすごく円滑になったし、スタッフとの関係もわだかまりのようなものがなくなってきたように感じ、非常に有用でした。是非こういったものが全国に広がっていけばいいなと思いますね。